ドコモ口座の不正利用で実際に引き出されてしまった人はどんな特徴を持つ人達なのか、自分たちがこれから被害に遭わない為に知る必要があります。
この記事を見てくださっている方は、以下の事だけでも確認をお願いします。自分を守れるのは自分だけです。
・ドコモ口座を持っていない→被害に遭う
・携帯がドコモじゃない→被害に遭う
・スマホや携帯を持っていない→被害に遭う
・対象銀行に口座を持っていない現状被害なし
このドコモ口座事件の発覚は8日、東邦銀行が
NTTドコモの電子マネー決済サービスである「ドコモ口座」に顧客の口座が不正登録され、預金を引き出される被害があったことを発表したことでした。
8日以前にも七十七銀行でも同様の被害が確認され、
今後被害が拡大するのではないかと懸念されています。
そこで今回は、
についてご紹介させていただきます。
目次
■実際にドコモ口座で被害に遭った人達の体験
お金が引き出された当時「ドコモ口座」は未開設
↓
ドコモへ問い合わせ
↓1、解説手続きを自分自身で行っていたのであれば対処可能
2、自分の知らない間に不正に作られた口座であれば対処不可
この方は1にあたり、対処できないとされ、銀行への問い合わせへ回されてしまいました。
しかし、この手の同様の被害が多発してた当時、問い合わせしようにも回線が混んでいて
繋がりにくかったそう…
現状ですが、不正利用によって引き出されてしまったお金に関して、
警察は捜査はしてくれるものの、お金が返ってくる保証はほとんどないということです。
また、口座番号などの個人情報の流失に関して、当事者は身に覚えがなく
個人の責任である可能性が低いことが分かります。
■どんな人がドコモ口座で不正に引き出されたのか?
実際に被害に遭っている人は「ドコモ口座」を持っている人ではなく、
「ドコモ口座」を持っていない人となっており、ほとんどの方が被害に遭う可能性があります。
特に「ドコモ口座」の対応金融機関である銀行口座を持っている人は要注意です。
注意
・ドコモ口座の被害にあってないか確認するには?
ドコモ口座の被害にあってないか確認する為には、
面倒ですが全部記帳するかネット残高確認することです。
現状メガバンクでは被害がないようですが、
被害を最小限に抑えるためにも確認はしておきましょう。
■ドコモ口座不正利用で現状の対処方法
1「ドコモ口座」不正利用の対処方法
他の記事の内容ですが、
今回の不正利用は、「ドコモ口座」を持っていない人が被害に遭う可能性がある。つまり、『ドコモ口座』以外のユーザー。なので自分で『ドコモ口座』に自分の口座を登録する必要があります。
との記述が…
2「ドコモ口座」不正利用の対処方法
「ドコモ口座」が提携している対応金融機関で、まだ口座の登録が停止されていない銀行は使わない事です。
「ドコモ口座」との連携に対応する35行の銀行全てで、銀行の新規登録を停止しました。
「ドコモ口座」の対応金融機関に関しては次の見出しに載せていますのでご確認ください。
3「ドコモ口座」不正利用の対処方法
これは究極ですが、口座の預金残高をすべて引き出しておく。
これが一番安全ですがなかなか難しいですよね…
Twitterで被害に遭われた方の情報によると、銀行に預け入れをしていなくても口座がマイナスになる等の被害が出ており、例えお金を引き出してあったとしても大丈夫とは言えない状況です。
またこのマイナスになるまで引き出される件に関しては、ドコモ、銀行どちらからも保証される可能性は低いと考えられます。
不要な銀行口座は解約しておくのも一つの手かもしれません。
現状の対処方法まとめ
システム上での対処ができない為、個人でも対処は難しいのが現状です。
なので定期的に自分の口座確認して、不正な引き出しがあったら連絡するという方法しかありません。
一つ言えるのは、今回引き出し被害に遭ったのが地方銀行なんですね。
出来るだけ被害に遭わない為にはメガバンクに預金を避難する方法が一番ではないでしょうか。
対象銀行に口座を持っていない方々が現状被害を受けていないので、対象口座にあたる銀行口座を解約することが現状一番安全であると言えます。
■「ドコモ口座」の対応金融機関
「ドコモ口座」の対応金融機関はこちらの方のURLを確認。
今回の事件を受けて、以下の銀行が新たな登録を停止しました。
なので、現状「ドコモ口座」を通じて以下の銀行で被害に遭う可能性は低くなりました。
現在連携する全ての銀行の新規登録を停止しております。
新たに停止された銀行がコチラ
・みずほ銀行
・三井住友銀行
・ゆうちょ銀行
・仙台市の七十七銀行
・岡山市の中国銀行
・岐阜県の大垣共立銀行
・イオン銀行
・大阪市の池田泉州銀行
・大分市の大分銀行
・和歌山市の紀陽銀行
・大津市の滋賀銀行
・仙台市の仙台銀行
・三重県の第三銀行
・兵庫県の但馬銀行
・鳥取市の鳥取銀行
・札幌市の北洋銀行
・青森市のみちのく銀行
・松山市の伊予銀行
・福島市の東邦銀行
・那覇市の琉球銀行
実際に被害があった銀行はこちら
・七十七銀行
・中国銀行
・東邦銀行
・鳥取銀行
■「ドコモ口座」の実際の被害の手口
「ドコモ口座」にオンラインチャージができる銀行は複数あるが、
地方の銀行のみを狙って行われた模様。
「dアカウント」「ドコモ口座」の2つを作成し、不正に取得した銀行口座の詳細情報を使って振替設定を行い、
ドコモ口座に送金したそうです。
ドコモ口座の銀行チャージは1回最大10万円、1カ月最大30万円。
その為1口座あたり、最大30万円の被害が発生した可能性があります。
ドコモ側の見解として、
「2段階認証」や「アカウントロック」「ドコモ口座の監視」などセキュリティ対策は万全だったとしているが、今回は「銀行側の認証」からのチャージの為不正に気づけなかったとしています。
ドコモ不正利用で考えられる詳しい犯行手口に関しての記事は、こちらから!
■現状「ドコモ口座」の被害総額
銀行10行で被害が起きており、その被害額は膨大で未だ不明となっています。
また今回の事件で分かったことは、
ドコモ口座の銀行チャージは1回最大10万円、1カ月最大30万円。となっており、個人での被害額の総額は30万円であることです。
ドコモ口座での被害は少なくとも10行で確認され、被害の件数は34件、被害額はなんと1000万円分を確認したそうです。
■まとめ
今回は『ドコモ口座で実際に不正引き出しにあう(被害者)人はどんな人?
』についてご紹介させていただきました。
・ドコモ口座が不正アクセスされたのではなく、不正入手した銀行口座情報と
ドコモ口座を紐づけることで銀行口座にアクセスされた。
・ドコモ口座を持っていない人全員に可能性がある
・被害額は一人最大30万円
それでは、記事をお読みいただきありがとうございました。