2019年07月01日に誠文堂新光社から発売された書籍
『蛾売りおじさんのめくるめく蛾の世界ーもふもふでかわいく優美 刺繍で魅せるモス図鑑』
が一部で話題となっております。
その本の内容はなんと、大多数の方が敬遠するであろう『蛾』の刺繍作品の数々を掲載したものなんです。
鱗粉を刺繍糸に置き換え、丹念に一針一針刺した作品は、驚くほど精巧に蛾を模しており実物と変わらず、直視するのが恐ろしいほどの作品ばかりです。
それでは、「蛾売りおじさん」のプロフィールから分かっている範囲でご紹介いたします。
目次
■蛾売りおじさんのプロフィール
蛾をモチーフにした刺繍や絵などの作品を制作しており、蛾をデザインしたグッズも制作しているそうです。
また、ギャラリーでの展示を中心に活動し、アート系、生き物系の即売会にも出展されております。
蛾売りおじさんは、
そうです。
ユニット名:蛾売りおじさん
本名:不明
年齢:(2019年10月現在)30代前半ということのみ判明
活動期間:2011年~
■蛾に魅せられた理由
蛾売りおじさんは元々芋虫好きだったそうで、虫全般に抵抗感がなく、むしろずっと好きだったんですね。
ある時、大きめの蛾に出会い、黒くてクリっとした瞳、モフモフとした胴体、うさ耳のような櫛形触覚等そのすべてに一目惚れに近い感情があったそうです。
その後も、インターネットや図鑑などで調べていくと、ますます興味が湧き、明かりに集まる蛾を求めて、夜中のコンビニ巡ったそうです。
そこから蛾一直線の生活が始まったんですね。
なかなか大多数の人には受け入れがたい感情だと思うのですが、そう思える源はどこにあるのでしょうか。
■蛾のことをよく知らないせい?
一般的に蛾は、
という印象を持っており、無意識で苦手意識を持っている方が大半かと思います
しかし、蛾売りおじさんによると『蛾の事をよく知らないことが一番の要因だと思います。』とおっしゃっています。
実際のところ毒を持っている蛾はほんのひと一握りで、ほとんどの蛾に毒はないそうです。
また、蛾に鱗粉が多いのは夜に活動する必要があり、夜は昼に比べて温度が低いため、熱を逃がさないようにしている。
ということだそうです。
■活動のキッカケ
2011年に友人にプレゼントの為に蛾ブローチを作ったのキッカケだったそうです。
とても可愛らしいブローチができ、当時の友人の勧めもあり、通っていた大学の学際で売ろうとなったため制作することを始めたそうでです。
■個展・出展
最新情報(2019年10月現在)
2018年3月2日:グループ展「月夜の舞踏会」展
Group Exhibition “Moonlight ball”
ーGuignol (Osaka)
2017年10月6日:異素材立体蟲作品四人展「素材の蟲」展
ーbookgallery POPOTAME (Tokyo)
2017年6月21日:「Lepidoptera Altare―標本たちに捧ぐ―」
2人展2 people Exhibition
Nishizuka em and GAURIOJISAN
ーirorimura(Osaka)
2017年3月2日:3人展「蠢 蚕と蟲」展
Group Exhibition “Bug and Silkmoth”
ーgallery 蚕室 sansitu (Tokyo)
2016年6月10日:2人展「Light Trap」
2 people Exhibition miquraffreshia and GAURIOJISAN
ーbookgallery POPOTAME (Tokyo)
2016年6月1日:個展「蛾売りおじさんの本棚」展
Solo Exhibition “GAURIOJISAN bookshelf”
ジュンク堂書店池袋本店7F
■まとめ
今回は、『女性ユニット「蛾売りおじさん」のプロフィールから展示情報まで公開』についてご紹介させていただきました。
蛾売りおじさんは、蛾のことを「愛らしい方」と呼ぶそうです。
その理由は、まるで紳士淑女のような高貴な方々のように感じてしまい、呼び捨てできないそうです。
蛾に対して深い愛情、尊敬の念をもって接しているからこその素晴らしい作品が生まれるんですね。
これからも蛾売りおじさんの活躍を期待しています。
それでは記事をお読みいただきありがとうございました。
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