審査にどのくらいの時間がかかるの??
実際に受かった基準を知りたい…
これらの疑問に対して、実体験をもとにお答えします。
この記事では、
雑記ブログを始めてまだ間もない当ブログ【reijunior blog】ですが、
ブログ開始から一か月も経たないうちにgoogleアドセンス審査に受かることができました。
ネット界隈では、
「何度も審査で落とされている」
「厳しすぎるのではないか」
という声が多く、変に不安を煽るようコメントばかりで溢れかえっています。
しかしながら、実際のところはどうなのでしょう。
しっかり手順を踏んで対策を行えばそう難しいものではないはずです。
この記事では、Googleアドセンス審査の基本的情報に加えて、
1、 実際に私がgoogleアドセンスに 【受かるまでに準備したこと】
2、【申請した時の状況】
をまとめてみたので参考までにお読みください。
目次
■そもそもGoogleアドセンス審査とは??
Googleアドセンスとは、Googleが提供している【コンテンツ連動型広告配信サービス】です。
運営者が自身のブログに広告を設置し、それをユーザー(サイト訪問者)がクリックすることで報酬が発生します。
・Google
・広告主
・サイト運営者
・ユーザー
Googleは、ブログ自体がユーザーにとって【魅力、価値】のあるものなのかを判断するために独自の審査基準を設けています。
Googleの理念の根幹は変わらず【ユーザーの利便性第一主義】です。
「広告主」や「サイト運営者」、ましてや「Google」ではなく、「ユーザー」にとって有益であるかが最重要なのです。
ネット界隈では【審査基準が緩くなった、厳しくなった】等様々な憶測で騒がれていますが、そんなのものに惑わされる必要はありません。
Googleアドセンス審査は、Googleの判断基準に沿ったブログを作成すればいいのです。
つまり、
参考:Googleの理念【Googleが掲げる10の事実】
この理念はブログのアクセスアップ、つまりSEO対策にとっても重要なので読んでおくことをおすすめします。
■ 実際に準備した4ステップ
Googleアドセンス申請をするまでに私が実際に準備した4つことを、順を追って紹介していきます。
1、ブログ作成
まず、Googleアドセンス広告をのせる為のブログを作成します。
1、レンタルサーバーと契約
2、独自ドメインを取得
3、契約したドメインをサーバーに設定
4、独自SSL設定
5、WordPressのインストール
6、最低限の設定をする(プラグイン等)
2、記事作り
Googleアドセンス申請には、Google側が判断する材料である記事を作成する必要があります。
12記事を作成した時点でGoogleアドセンスへ申請を行いました。
・おすすめの趣味のまとめ
・バイト経験のまとめ
・ブログ運営に関するもの
見てお分かりの通り、ある程度ジャンルを固定して記事を書いていました。
記事はある程度必要になってくるので、申請時には10記事以上作成しておきましょう。
3、固定ページ作り
Googleアドセンスへ申請の際は以下4つの固定ページを作成しておきましょう。
Googleはユーザー(読み手)の為に、サイトの安全性を確認しています。
以下の最低限のサイト情報をのせておくとで、googleにサイトの安全性を提示することができます。
・プロフィール作成(運営者情報)
・プライバシーポリシーの作成
・お問い合わせページの作成
・サイトマップの作成
お問い合わせページや、サイトップに関しては簡単に追加できるプラグインがあるので、そちらを使う事をおすすめします。
4、SEO対策
「アドセンス対策」としては必須ではありませんが、サイトを運営していく上で後々大事になってくるので登録しておいた方がいいかと思います。
・Googleアナリティクスへの登録
・Googleコンソールへの登録
サイトを運営していくと、アクセス数やpv数を上げていく為に改善していく必要がでてきます。
そこでgoogleのツールを使うことで細かい分析が可能になります。
申請時の状況
Googleアドセンス申請時の状況はこちらです。
参考までにどうぞ。
・レンタルサーバーは、Xサーバー
・ドメインはお名前.com
・固定ページ作成済
・記事数12
・1記事の文字数3,000から7,000程度
・PV300未満
・運営から一か月未満
・他社のASP広告が貼られている状態
申請にかかった日数
私の場合、約3日程度で割と早く申請通知が届きました。
どのぐらいで審査されるかという日数に関しては、ネットで検索してみても3日から数週間、数か月と幅広く、正直運なのかもしれません。
■Googleアドセンス審査基準まとめ
webサイトを所有していること
Googleアドセンス審査申請には、所有しているwebサイトの記載が必須です。
なので事前にブログを作成し、記事を作っておくことが前提条件です。
Google規約[NGな内容について]
冒頭で、Googleはユーザーの利便性を第一に考え審査していると説明しました。
審査には【Googleの理念】に加えて、【Googleの規約】というものが別に記されています。
1、クリックに関すること
2、コンテンツに関すること
3、広告表示方法に関すること
それぞれについて詳しく説明していきます。
・自己クリック
書いてある通り、自分のサイトの広告をクリックする行為です。
・相互クリック
家族や友達、あるいは業者に頼んで広告をクリックしてもらう行為です。
ばれないだろうと思っても必ずばれます。後々後悔しない為にも必ず守りましょう。
・コピーコンテンツ
そのまま内容を写しただけの質の低い記事は、ユーザーにとって無益の何物でもありません。
一切禁止されています。
・成人・アダルトコンテンツ
暴力、性的な内容を含むものは禁止です。
・危険または中傷的なコンテンツ
特定の個人や団体を誹謗中傷する内容は禁止です。
・薬物,アルコール、タバコに関連するコンテンツ
人体に害のある違法薬物やアルコール、タバコに関しての内容です。
・ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ
ネットカジノやオンライン宝くじ等のギャンブルに関する内容は禁止です。
・ヘルスケアに関連するコンテンツ
医療品は国や週ごとに法律・規制が異なる為に、誤った情報を流出させない為にも
ヘルスケアに関する内容は禁止されています。
・ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
サーバー、ソフトウェア、ウェブサイトといかなる種類であっても、不正にアクセスできるようにする手順や手段をユーザーに提供する内容は禁止です。
・報酬プログラムを提供するページ
げん玉やモッピー等のポイントサイトへ紹介やそのリンクを含んだものは禁止です。
これに関連して、情報商材の紹介なども禁止に該当するので注意です。
・不適切な表示に関連するコンテンツ
虚偽の情報や不適切な表示、情報の隠蔽はユーザーにとって不利益となる為、禁止されています。
・衝撃的なコンテンツ
暴力行為や出血等の生々しい内容、特にユーザーに不快感を与える内容は禁止されています。
傷口でちょっと血が出ていただけでも、広告停止に繋がることがあります。
・武器および兵器に関連するコンテンツ
銃、ナイフ、爆発物等の武器、兵器に関する内容は禁止されています。
エアガンやペイントボールガンでも該当するので注意です。
・不正行為を助長するコンテンツ
パスポートや運転免許証、認定書等の文書偽造など、ユーザーの不正行為を助長する内容は禁止です。
・違法なコンテンツ
他人の法的権利を侵害する法令に違反する内容、偽造品やその販売は禁止です。
・誤クリックしそうな広告表示
ダウンロード用リンクやメニューと誤認させるような形で広告を配置することは禁止されています。
また、ダウンロードボタンや操作ボタンにやけに近く広告表示させることも偶発的なクリックを招く恐れがあるので注意です。
広告を指し示す宇あ印や記号も含まれます。
・誤解を招く広告配置
ユーザーが「関連情報」や「関連リンク」だと誤認させてしまう、見出しの下に広告を配置することは禁止されています。
「広告をクリック」という表現もダメです。
・不自然なアドセンス広告の配置
わざわざスクロールしなければ見えない位置にコンテンツを配置するサイトはユーザーにとって有益とは言えません。
コンテンツとの区別も難しくなってしまうので禁止されています。
・画像とアドセンス広告を重ねて配置
アドセンス広告に特定の画像を近接して配置することは禁止されています。
その画像と広告とが直接関係があるかのように誤認されてしまう可能性があるからです。
・アドセンス広告に似せたコンテンツを表示
Googleの広告に似せたコンテンツ配置は禁止されています。
広告との区別がつかなくなり誤認する可能性が高い為です。
・報酬がもらえるかのような表示
広告をクリックすることで見返りがもらえるかのような表示を禁止しています。
■よくある失敗原因
Googleアドセンス審査に一発で受かった私が、特にどの原因が一番のネックになった可能性が高いのかを考え厳選したので、これらを事前にチェックしてもらってから申請していただけたらと思います。
単なる日常を綴ったブログだった
思い出してください、Googleアドセンス審査基準は、ユーザーにとって有益であるか否かです。
読み手に取って魅力、価値のあるブログでなければ審査を通過するのは難しいかと思われます。
悩みや不安、トラブルの解消方法を記載した内容にすると良いです。
芸能人を中心としたトレンドブログを記事にしていた
Googleにとってアクセスのみを重視したブログやサイトは敬遠されがちです。
これもまたGoogleの理念に基づいており、ユーザーが重要視されているかどうかになります。
文字数が極端に少ない
単純に情報量が少なくてはじかれたパターンですね。
読み手に有益な情報を届ける為には、詳しく説明する必要がある為、ある程度の文字数がなければ伝えることはできません。
1記事に対して、3,000文字を目安に記事を書うことを意識しましょう。
コピペコンテンツ
これは読み手に手間をかけさせるだけなく、ブログ作成者にも迷惑をかける行為になるので気を付けましょう。
衝撃的なコンテンツ
暴力行為や流血等のコンテンツは、Googleでは有害コンテンツとみなされます。
特に血に関しては注意が必要で、子供が擦りむいた傷から少し血がでていただけでも
問答無用で禁止対象となるので覚えておきましょう。
固定ページ一覧が作成されていない
これが割と多く、見落とされがちです。
Googleアドセンス申請には必須なのでチェックしておきましょう。
・プロフィール作成
・プライバシーポリシーの作成
・お問い合わせページの作成
・サイトマップの作成
■Googleアドセンスの審査申請方法
Googleアドセンス申請の準備ができたら、次はいよいよ申請です。
簡単にまとめてみたのでチェックしておきましょう。
1、Googleアカウントの取得・ログイン
Googleアカウントを持っていない場合は、カウント作成ページでアカウントを新規作成してログインします。
登録済みの方はログインしておきましょう。
2、Googleアドセンスのホームページにアクセス
「お申込みはこちら」をクリックし、記入欄を入力していきます。
・作成したウェブサイトのURL
・メールアドレス
入力が終われば、次はアカウント作成です。
住所氏名と電話番号を入力し、送信をクリックすればOKです。
3、電話番号の確認と認証
Googleからの6ケタの確認コードを受け取ってショートメールを確認をします。
ショートメール(SMS)が受け取れない電話の場合は、「通話」を選択して作業を進めてください。
4、作成したサイトをGoogleアドセンスにリンク
最後は作成したブログをGoogleアドセンスを紐づける作業を行っていきます。
Googleアドセンスのページに表示されるコードをコピーして、自身のサイトの「HTML の タグと タグの間」にコードを貼り付けていきます。
ブログ初心者の方は「テーマエディター」で直接「ヘッダー」を編集することをおすすめしません。
最悪の場合、ログインすらできなくなり、元に戻すことが困難になる危険性がある為です。
初めのうちはプラグインを使って挿入することをおすすめします。
プラグイン「Head, Footer and Post Injections」で簡単に追加することが可能です。
貼り付けが完了したら、チェックボックスをオンにして[完了]をクリックします。
これでGoogleアドセンスへの申請は完了しました。
あとはGoogleからの結果報告メールを待ちましょう。
大抵の場合最低2、3日はかかるので、その間も記事を増やして少しでも審査に受かりやすくしておきましょう。
■まとめ「申請前の最後のチェックリスト10個」
・自身のブログがある
・記事数が10記事以上ある
・文字数が1つの記事に対して3000語以上ある
・コピペでないか(ツールで確認)
・プロフィール作成
・プライバシーポリシーの作成
・お問い合わせページの作成
・サイトマップの作成
・Googleアナリティクス、Googleコンソールへの登録・連携
・Googleの規約に反する内容がないか確認する
Googleアドセンス申請はしっかり対策してから行う事をおすすめします。
中途半端にブログを作成し申請してしまうと、審査が通らなかった時にとても面倒です。
Googleは申請が通らなかった理由を教えてくれない為、自分で理由を一から探す必要がでてきてしまうからです。
これでは二度手間になってしまい時間がかかります。
万全な準備をしてGoogle申請にのぞみましょう。