後々面倒にならない為に、初期設定はしっかりしておきたいなぁ…
こんな疑問、お悩みにお答えします。
この記事では、
WordPressをインストール後は、ブログを書き始める前に初期設定を行う必要があります。
理由としては、以下のようなものがあります。
このように、初期設定を行わずに記事を書いてしまうと後々になって専門的な知識を必要とする複雑な設定を行わなければなりません。
初期設定は10分ほどで終わるので、早々に済ませてしまいましょう。
この1記事を読んで実行していただければ「WordPressの初期設定が完了」でき、「後は記事を書くだけ」という段階に持っていけるような記事に仕上げました。
ここで簡単に概要をチェック。
1、一般設定
2、表示設定
3、ディスカッション設定
4、パーマリンク設定
5、ユーザープロフィールの設定
6、プライバシーポリシーページの作成
これらの初期設定は、検索上位にある記事を分析して得られた総合的な結果なので、安心して手順を追って設定を行ってください。
それでは順を追って説明していきます。
目次
■一般設定
この『一般設定』でやることは【常時SLL化設定】です。
デフォルトであるURL「http」から「https」に変更することが目的です。
・ページを保護する
・検索順位で有利にさせる
・ユーザー(読み手)に安心感を与える
「作業はサーバー側」で行うものと「Wopedpress」で行う作業があります。
具体的には次の2つの作業が発生します。
1、サーバー側での作業[SSL(https)化設定+常時SLL(https)化設定]
2、Wopedpressでの作業
1、サーバー側での作業
まずは「SSL(https)化設定」を行っていきます。
サーバーの「インフォパネル」にログインし、「サーバー管理」をクリックします。
↓
サーバーパネルにある「ドメイン」の「SSL設定」をクリックします。
↓
設定する対象ドメインの「選択する」をクリックします。
↓
「独自SLL設定追加」をクリックします。
↓
対象のドメインであることを確認したら、「独自SSL設定を追加する(確定)」をクリックします。
「CSR情報(SSL証明書申請情報)を入力する」というチェックボックスは、チェックを入れないままで大丈夫です。
その後、『「www.〇〇〇(あなたのドメイン)」に独自SSL設定を追加しました。』という表示がされたら、無料独自SSL設定の追加が完了です。
反映されれば「https://〇〇(あなたのドメイン)」にアクセスすることができます。
「安全な接続ではありません」と表示されたら、まだ反映されていないのでもう少し待ってから再接続しましょう。
「サーバー側での作業」完了まであともう少しです。
エックスサーバーの無料独自SSL設定を追加しただけだと「http://~」にアクセスしても自動で「https://~」に転送されません。
なので「http://」にアクセスしたら自動的に「https://」に転送されるように、「常時SSL設定」というのを行う必要があります。
ここから「常時SLL(https)化設定」を行っていきます。
サーバーパネルにある「ホームページ」の「.htaccess編集」をクリックします。
↓
常時SSL化したいドメインの「選択する」をクリックします。
↓
「.htaccess編集」をクリックします。
↓
ここで、「.htaccess 」を編集していきます。
間違えて入力してしまって保存してしまうと、最悪サイトが表示されなくなってしまうので慎重に行いましょう。
具体的には、
・.htaccess の編集枠の記述を全てコピーしてメモ帳に貼りつけて保存。
・FTPソフトを使っているなら「.htaccess」のファイルを直接ダウンロードして保存。
それでは、以下のソースコードをコピーして「.htaccess 編集枠」の一番上に貼り付けてください。
必ず一番上に貼り付けてください。
(「http://」でアクセスしたときに「https://」に自動で転送されないことがあるからです)
<pre> <code> <IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]</IfModule>
</code> </pre>
「http://でアクセスされた場合、https://に自動的に転送させる」という内容です。
作業が終わったら、「.htaccessを編集する(確認)」をクリックします。
もう一度確認して大丈夫であれば「.htaccessを編集する(確定)」をクリックします。
これでエックスサーバー側での作業は終了となります。
2、Wopedpressでの作業
「サーバー側での作業」が終われば次は「Wopedpressでの作業」の作業です。
「サーバー側での作業」と比べると非常に簡単な作業なので安心してください。ww
WordPressの管理画面に入ってもらって、「設定」の「一般」をクリックします。
↓
すると、「WordPressアドレス(URL」と「サイトアドレス(URL)」という欄があるので、そのどちらも「http」の部分を「https」になるように書き換えて設定を変更します。
最後に一番下にある「変更を保存」をクリックしたら作業終了です。
これで『常時SLL(https)化』の作業はすべて終了です。お疲れさまでした。
最後にSSL化の確認だけしておきましょう。
OKであれば、鍵のマークがついているので一目瞭然です。
■表示設定
この『表示設定』でやることは【検索エンジンの表示】可否です。
ブログやサイトをGoogle等にインデックス(認知)させるのが目的です。
「検索エンジンでの表示」の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックは絶対に入れないでください。
・記事がインデックスされるまでにはかなりの時間がかかるので、「まだブログ始めたばかりで完成していない」との理由でチェックしてしまうと、完成した時には出遅れてしまう。
・チェックを入れたまま忘れてしまうと、いつまでたっても検索結果に表示されず、ブログを作った意味がなくなってしまう。
■ディスカッション設定
この『ディスカッション設定』でやることは【記事へのコメントの設定】です。
ユーザーとの円滑な交流、スパムを減らすことが目的です。
他のコメント設定
この設定にすることで、いたずらやスパムコメントを少しでも減らすことができます。
ユーザー(読み手)がどのコメントに対して返信したのかが分かりやすいレイアウトになるのでおすすめです。
コメント表示条件
「コメントの手動承認を必須にする」にチェックを入れます。
コメントの中には「批判的なコメント、スパム等」があるので、承認制にすることをおすすめします。
自分でコメントを表示させるかを決めることができるので、ブログを荒らされずに済みます。
最後に一番下にある「変更を保存」をクリックしたら作業終了です。
他はデフォルトで構いません。
■パーマリンク設定
この『パーマリンク設定』でやることは【記事投稿時のURL設定】です。
パーマリンクとは、各記事ごとのドメインの後ろにあるURLのことを指します。
URL「https://ドメイン/〇〇〇」の「〇〇〇」の部分がパーマリンクです。
ここでの目的は、パーマリンクをシンプルにすることです。
・検索エンジンの評価を高め、上位表示を有利にさせる
・ユーザー(読み手)にどんな記事なのかパッと見で分かりやすくするため
では実際に作業に入ります。
パーマリンクをカスタム構造にする
カスタム構造の右枠に「/%postname%/」のみ表示されるよう「利用可能なタグ」をクリックしてください。
これで設定OKです。
以後、記事を投稿するごとにローマ字・英数字で適切なパーマリンクをつけていきます。
・検索キーワードを入れる
・シンプルで簡潔に
・単語ごとにハイフン(-)で区切る
これらを意識してパーマリンクを付けることで検索エンジンにとっても、ユーザーにとっても
親切なサイト構造になります。
■ユーザープロフィールの設定
この『ユーザープロフィールの設定』でやることは【ニックネーム変更】です。
ログイン情報である「ユーザー名」を「ニックネーム」に変更することで、不正アクセスを防ぐのが目的です。
最悪ブログやサイトを乗っ取られてしまう危険性があるので、必ず変更を行いましょう。
「ニックネーム」を入力することで、「ブログ上の表示名」で記入した「ニックネーム」を選択できます。
最後に一番下にある「プロフィールを更新」をクリックしたら作業終了です。
■プライバシーポリシーページの作成
この『プライバシーポリシーページの作成』でやることは文字通り【プライバシーポリシーページの作成】です。
「Googleアナリティクス」という解析ツールを利用できるようにするのが目的です。
・「Googleアナリティクス」を使用するにあたって、プライバシーポリシーの表記が必須になったからです。
・Googleアドセンス申請時にも必要な為です。
作成には、Wordpressのデフォルトにあるプライバシーポリシーを書き換えて作成すれば大丈夫です。
作成が終われば、「プライバシー設定」の「プライバシーポリシーを変更する」で作成したページを選択し、「このページを使う」をクリックすれば作業終了です。
■補足(プラグイン)
ここまでで「WordPressインストール後にまずやるべき初期設定」は完了です。
ここからはおまけとして、私が実際に導入して便利だったプラグインを紹介します。
詳細はこちらにまとめてみたので、参考までにどうぞ。
■まとめ
最終確認として今一度ポイントをおさらいしておきましょう。
1、一般設定
2、表示設定
3、ディスカッション設定
4、パーマリンク設定
5、ユーザープロフィールの設定
6、プライバシーポリシーページの作成
以上「WordPressインストール後にまずやるべき初期設定」でした。
これで記事を作成する準備は整ったので、いよいよブログを書いていきましょう。
最後にGoogleアナリティクスとサーチコンソールへの登録は忘れずにしておきましょう。
今後の運営に必要なアクセス解析、検索キーワード分析が可能になります。